2011/11/13

ビッグ・ダディ

兄が9月に会社を辞めたことを母から電話で聞いた。
職場の上司に暴力を受けていたと前々から聞いていたので、
正直、少し安心した。

「上司には自分で辞めますと言ったの?」
ふと、気になって聞いてみた。

昼ご飯を食べに帰ってきたとき、
また殴られたって聞いた父が、
「もう行かんでいい!」と一蹴したそうだ。

そのあと、会社から電話が掛かってきたが、電話口で喧嘩。
気迫で相手をねじ伏せたそうだ。


父は口も悪いし、考え方が偏っている。
尊敬できる父親とは言えないけれど、
不器用でも息子を守ろうとする姿は、
やっぱり父親なんだなって思う。

久しぶりに田舎に帰りたいな。しばらく話してないし。

わかってあげてよ

「Iさんのことがチョット苦手で…」

お酒が入ったせいにしても、
普段そんなことを言わないHくんから珍しくボヤキが。
何でも、彼が愛するゲームの世界を「時間のムダだから」と
否定されたのがショックだったらしい。

「ネットで友達とどうよ…って話したんです」は
ネットの住民の彼らしいな(^^;;と感じたのだけど、
Iさんの露骨な表現は意外だったな。
自分の意見をよく喋る子だなとは思ったんだけど。

きっと悪気はなかったんだよとなだめながら、
こんな話を思い出した。

日本の文化を研究している外国人教授の話。
3.11の震災の時に日本人の冷静な行動に世界が驚いた。
そこには欧米人と日本人の
根本的な考えが違うからなのだという。

欧米人は基本的に思い立ったら、
周りを気にせず突き進むタイプなんだそうだ。
言われてみれば海外ドラマでさっきはゴメンよと
謝るシーンが多いのはそのせいなんだろうな。
日本人はもっと早く気づけよっ!て見てたりする。

対する日本人は一度状況を受け止め、
周りを見て誰かがやっていれば行動する。
欧米人からすれば、なんで今やらないの?
って言いたくなるんだろうな。

Iさんは帰国子女なので考え方は欧米タイプに近い様子。
対するHくんは典型的な日本人タイプ。
そんな違いが想いのズレを生じさせているのかもしれないな。

KYの裏返しはブレない気持ち、自分を信じて動いている証。
立ちすくむのは相手の気持ちをわかろうとする優しさの現れ。

お互いがそれぞれの弱みを受け入れること。
強みを褒めてあげること。
それだけで世界はチョットだけ違って見えるのにな。

2011/11/01

僕にできること

会社のホームページでたまたま見つけた、
今教育担当している若手の記事。

仕事にあこがれ、キラキラする目は
それを背負う僕にとってはとてつもないプレッシャー。

僕にできることなんかあるんだろうか。
 …そんな不安が心をよぎる。

そんなとき、ジョブズの言葉がそっと支えてくれる。

・とにかく信じなさい。信じることが全てを支える。
・信念を忘れないこと。自分がすばらしいと思う仕事をやること。
 好きなことを仕事にすること。
・毎日を人生最後の日と思って生きてみなさい。

自身を否定する心は解決のためのヒント。
不安の内訳をもう少しじっくり観察してみよう。

向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。