2011/10/01

虚数:imaginary number

以前、上司と部下は恋愛関係に似ていると書いたことがある。
やっぱりそうなんだなって…改めて最近思う。

時には憎んだり、真剣に相手のことを考えたり。
4人分と片思いしている気分。
自分の思いが伝わらない分、ホント切ない。

ときどき、僕の心は「錐揉み飛行」を始めることがある。
こんな時は、自分でもコントロールが効かないから、
怒りの感情しか生まれてこないことがある。
ホント大人気ないよね…。

ヒューマンアセスメント研修で得たことは、
人のひとつひとつの行動を点として捉え、
線でつないだ時にその人の傾向が見えるということ。
確かにそれは正しいと思う。

「博士の愛した数式」という映画で
「虚数:imaginary number」というキーワードが出てくる。
表には現れない、謙虚な数。
それは、まるで小さな手が丸い地球をように"i"という文字を象っている。

行動という「実数」を支える「虚数」は相手の心なんだと思う。
虚という言葉は「何もない状態」を表すけれど、
それは無いわけではなく、他からは見えない状態を表しているんだろうな。

実数をつないだ線を描けただけで高をくくっていた自分は、
相手の「虚」を含めて理解しようとしていたんだろうか?

自分の心は相手にとっては「虚」なのだから、
伝わらないのは当たり前と思わなきゃいけない。

映画を見ながら、
ついつい他のことも考えてしまうクセがついてしまったな…(^^;

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向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。