4つの卵のうち、3つが胚盤胞という状態まで成長。
成長速度も良好で、お医者さんに褒められたと嫁さんが興奮気味に話す。
顕微鏡写真を見せてもらうと、
理科の授業で見たことのあるような細胞の映像。
細胞時代からの成長記録はこういう経験をしているからこそ味わえるもので、
少し誇らしくも思える。そして、細胞でさえ愛らしく思えてしまう不思議。
でも彼らが大きくなって、不妊治療を理解したとき、
自分のこういう姿を見てどう思うんだろう。
不妊治療を受けている人は増えてはきているのだろうけど、
社会としての受け入れ状態はどうなのだろうか。
知らぬが花なら、墓場まで持って行こうか…それは今後の課題かな。
先週はノーベル賞の話題がありましたが、
日本国内ではあまり取り上げられなかったことで、
僕らがお世話になっていること。
「ノーベル医学・生理学賞に英国人教授 体外受精で不妊治療に貢献」
英ケンブリッジ大名誉教授のロバート・G・エドワーズさんが
受賞されました。
現代の不妊治療はエドワーズさんの技術なくしてはあり得なかったそうです。
そして注目すべきは、人工授精で生まれた子供たちは
自然の力で妊娠できたということ。
つまり、不妊症に遺伝性はないということ。
これは同じ治療を受けている人たちにとって、嬉しい情報ですよね。
子供がほしくても授かることができなかった人たちを救うこの技術は、
世界中の人たちを救う、すばらしい技術だと思います。
シャイな日本人なので、心の中でスタンディング・オベーション!(^^;
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