2010/08/30

大人のお金のつきあい方

先週末、嫁さんがパート先の納涼会(飲み会)に行ってきたのだが、
あまり話題にのれず、ちょっとつまらなかったなとぼやいた。

社長と店長、嫁さん他まだ大学生の若いバイトという顔ぶれ。
社長以外は女だったらしい。

話題は、お金の持っている男を捕まえた方がいいとか、
同級生はお金持ってないから、あまりつきあわない方がいいとか。
男はおごるのが当たり前だとかなんとか
社長のしょーもないアドバイスだったそうな。
それでゲラゲラ笑っている周りもどうかと。

嫁さんの感想は一言。
「もっと頭良いかと思っていたのに。」

お金の価値について、考えさせられることがある。
生活する上でお金は言うまでもなく必要不可欠だ。
これがなければ、何も買えないし、生きていけない。

彼らに共通して欠如しているのは、
一所懸命働いて稼いだお金の大切さを感じる気持ち。
おごってもらった人への感謝なんだと思う。

お小遣い10万ももらっているお嬢さんには
きっと一生わからないんだろうな。

2010/08/22

真夏のゾッとする話(IT編)

最近騒ぎになっているこんな記事。

図書館HP閲覧不能、サイバー攻撃の容疑者逮捕、だが…(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0820/NGY201008200021.html

ホームページの情報収集ソフト(クローラ)を使用していただけなのに、
サイバー攻撃を仕掛けたとして、ソフトウェア技術者が逮捕され、
数十日間にわたり拘束されていたというひどいお話。

解析に携わった高木さんのサイトで詳細は書かれていますが…
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20100821.html#p01

「図書館の業務に支障が出たことは事実で、捜査に問題はない」
との県警のコメントに唖然。問題の本質が全然見えてないんじゃないかと。

以下、凡人エンジニアとしてコメントしても、
ツッコミどころは山ほど見つかりますね。

・根本的に作り方が変。
 (セキュリティやサーバ負荷の観点から、
  普通セッションにデータベース接続を持たせたりはしない。)
・ソフト自体のメンテナンスがきちんとかかっていない。
 (ASPとASP.NETの混在はあり得ないと個人的には思う。)
・そもそもなぜフリーソフトを転用している?
 (フリーソフト使用のリスクを意識できていた?)
・ソースをFTPで公開されている場所に置くのは危険。
 (コードから脆弱性を発見され、別の危険性が生まれる。)

ここから推測できるのは、
・フリーソフト作者の技術知識不足。
・ソフト会社の開発能力・知識の低さ。
 (少なくとも僕以下。)
・脆弱性を見つけようともしなかったソフト会社の怠慢。
 (レビューや負荷テストで見つけられる問題ですからね。)

これで高額の開発費を請求していたら、ぼったくりやね(笑)

また今後このようなITにまつわる犯罪が増加する背景の中で、
・警察のITに関する知識のなさ。
 (きっと、ドラマでよく見るようなアクセスログから…
  なんてお決まりのことしかやってないんだろうね。)
・知識がないなら有識者を外部から入れる等の柔軟な対応ができない。
 (朝日新聞が高木さんに調査依頼しなかったら
  …と考えるとゾッとします。)
・何よりも自分たちの非を認めない頭の固さ。
 (きっと進歩すらできません。)

民間企業がやってる問題解決の研修受けてきた方がいいよ。
あと「踊る大捜査線」も見た方がいい(^^;

あと、今回の事件を通じて。
・ソフトウェアに関する不具合でも、警察沙汰になるということ。

特定IPからのアクセスをブロックではダメだったのかな。

とにかく、容疑者として拘束されていた人が一番かわいそう。
自らクローラーソフトを作ったり、図書館に通い詰めるところから察するに、
有能なエンジニアなんじゃないかなと。
今回の一件で、もうこんな業界辞めてやる!って思ってなきゃいいけど。
貴重な人材がこんなことで失われるのなら、胸が痛みます。

ちょっと話題からそれますが…
ときどき日本って欧米のマネばかりしすぎて、
どうかなって思う時があります。

「ものづくりの日本」って言葉。
古いかもしれないけど欧米にはない、
日本の良いところを表す言葉なんだと思う。
今、インドや韓国に押されているのは
「ものづくり」を怠ったからだと思うし、
提案や企画力の前にまず「作る力」が重要なんだと思います。

僕も言ってみればソフト会社と同業者という立場なので、
「人の振り見て我が振り直せの気持ちで」人様に迷惑かけないよう、
日々切磋琢磨しなければ!

ところで、警察に相談したのは誰だったんだろう。
アクセスログを解析できるのは図書館のサイト管理者とソフト会社。
ソフト会社に問い合わせなく
不正アクセスかどうかは判断できないだろうから、
(普通ソフトの何らかのバグではと相談が持ちかけられるはずなので)
ソフト会社が不正アクセスって判断したのかな?

もしそうだとしたら、「無知は罪」だなぁ。

2010/08/08

もうすぐお盆ですね

久しぶりにばあちゃんに会ってこよう。
じいちゃんが亡くなって、もうすぐ三年。

帰省したときには必ずと言っていいほど訪問して、
二人の仲むつまじい姿を見ては、
あれこそお手本だねって嫁さんと帰りの車中で話していた。

ばあちゃんは元気してるかな。腰の具合が良いといいな。

2010/08/07

まきちゃんぐがいっぱい(H2O風)

嫁さんの影響で聴きはじめた、まきちゃんぐの曲。
駅までの20分の道のりを「満海」を聴きながら、歩くのが最近の習慣。
雲ひとつない、どこまでも青い夏の空を眺めながら、
あぁ、自分ってなんてちっぽけな存在なんだろう。
それでも今日一日がんばるゼィ…なんて思いながら。

今日は三ノ宮のTSUTAYAで行われたインストア・ライブに行ってきました。

生ちゃんぐは可愛くて綺麗だったなぁ。
なんと言っても、歌声にシビれました。すぅーっと吸い込まれる感じ。
ひとつひとつの曲を大切にしてるんだなって思った。

嫁さんも「やっぱり来て良かった!」を連呼。
ちゃっかり直筆サインもいただきました!(ミーハー<笑>)

そして、今改めてこの曲を聴いています。

満ちていく海を見て羨ましく思っているのは自分。
でもそれを責めることができないのは当然。
わかっているんだけど、何ともできないもどかしさって辛い。
でも受け入れなきゃいけないし、逆らわなければ変わっていけない。

受け入れつつ、前に進むってのは簡単なようで難しく、
でも実は以外とシンプルな答えなのかもしれない。

そんなことをふと考えたりして。

きっと月曜日も変わらず、
この曲を聴きながら駅に向かっているんだろうな(^^

2010/08/03

悩むぐらいなら、前に進もう。

先行きの見えないことが多すぎて、
おまけに作業も進まないから焦る。

帰り道、ふと振り返ってみると
それでも少しずつ前に進んでいるんだなと気づく。
停滞してないことが大事なんだ。日々の変化を意識して、
自分は進歩し続けると自覚し続けよう。
きっと、明日またがんばれるはずだから。

向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。