2012/06/10

フルサト

「イギリスに住んでいる彼と結婚しようという話になって…」

3月末で常駐先からリリースされた女の子から、おめでたい報告。
まるで少女漫画のラストシーンのような展開に思わずテンションが上がる。
でも、当の本人は浮かない顔。

せっかく興味を持ち始めた仕事を辞めなければならないこと。
家族と離れること。次の就職先。
嬉しいのだけど、新しいことに対する不安が表情を曇らせていた。

「すごいね。一歩夢に近づいた。」
教育面談の中で生涯を通して英語を学び、仕事に生かしたい。
そう語っていた彼女の言葉を思い出して、背中を押した。
不安もまた、明日をワクワクさせる材料。ガンバ!

15分で終えるはずの話が45分まで。
他愛のない会話で盛り上がった。
ちょっとは不安を取り除けたなら良いな。

「日本に戻ってきたときは会社を覗いてみてね。
 きっとまだここで頑張っていると思うから。」

最後にこんな約束をしてしまった…
「フルサト」は心が帰る場所。マッキーの曲をふと思い出した。
でも、今の会社に居続ける理由がこんなことでも良いのかな。
そんな風に思える。

2012/06/09

おばあちゃん行ってらっしゃい

6/1にばあちゃんが亡くなりました。
96歳。長い人生だったね。

じいちゃんが戦争で亡くなってから60年近く、
父親を女ひとりで育てあげてきたたくましい人。

僕が保育園に通っていた頃、
行くのが嫌で、よくおんぶして連れて行ってもらってたな。
昔のアルバムをめくっていると、そんなことを思い出した。

おばあちゃん子で育ったから、
きっと誰の時よりも涙するのかな。
そう思っていたのだけど、意外と大丈夫だった。

おばあちゃんお疲れさま。
やっとおじいちゃんのところに行けるね。
新しい旅立ちのために、笑顔でお別れ。

向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。