2008/02/26

セカイの中心で"IT"を叫ぶ!

お昼休みに眺めていた記事。
「IT企業不人気の理由の理由は?現役学生が語るネガティブイメージ」

現役理系学生とITの重鎮による討論会の内容が紹介されていた。
印象的だったのは学生のIT業界に抱く7K。

ちなみに7Kは…
きつい、帰れない、給料が安い、規則が厳しい、休暇が取れない、
化粧がのらない、結婚できない
らしいです。よくぞここまで並べたな。(^^;

でもそれってIT限定で言えることなんだろうか。
どんな業種でも楽な仕事なんて無い訳だし、
期限に間に合わなければ残業してでもまにあわせる。
人とした約束は破らないように努力するのが当たり前なんだから。
化粧がのらない、結婚できないは自分自身の問題。
仕事に責任転嫁するのは違うよね。
この辺はもっと大人な思考ができるように頑張ってほしいなと思う。

それに反論するITの重鎮の意見も正直あまりぱっとしない。
「帰れないのはスケジュール管理の問題」と言い切るのは正しいかもしれないけど、
あなたたちが改善できないまま、部下にそんなことを言うから、
こんな印象がIT企業につくんでしょ?
ITって言うからにはもっと積極的に改革していく姿勢も大切なんじゃないかな。

僕が今思う一番大きな問題は給料が安いということ。
皆が皆そういう訳ではないけど、
まわりを見る限りではやっぱり安いのかなって思ってしまう。
そうなってしまった原因って何だろう?

個人的な解釈としてはITバブルが関連していると思う。
システム化の波が押し寄せることにより、IT 企業が爆発的に増加。
仕事を任せるにあたって、やっぱり少しでも安くおさまる方がいいから、
エンジニア単価が安い方へ流れていく。
結局は、エンジニアを安売りしてしまった名残があるんじゃないかと思う。

じゃ、これからどうしていけばいいのか?
一つは「エンジニアの質をあげる」ということなのかなと思う。
これはより多くのプログラミング言語を触ることができるとかではなく、
価値のあるIT化を提供できる人材であることだと思う。
いい金槌やカンナを持っていても、
人が快適に住める家を作らないと職人とはいえないよね?

ITエンジニアのやっていることはイメージがつかめないということで、
なかなか理解してもらえない部分はあるけれど、
工場でいえば、製品の企画から設計、製造、品質確認、納品まで一人で
こなす場合もあるのだから、やっぱりそれなりの報酬をもらうべきだと思うし、
評価や尊敬されるべきだと思う。

少なくとも子供が父親の業種を答えるときに、
誇れるような仕事ができるようこれからも切磋琢磨したい!

…と今日はなんだか妙に熱くなってしまいました。

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向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。