2010/09/30

不妊という言葉を聞いたことがあるだろうか

「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」の
ことを呼ぶ。

Wikipedia 不妊 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%A6%8A

医師の指導・処方を受けながら、
できるだけ自然な形で子供を授かるための治療のことを不妊治療と呼ぶ。
不妊治療で生まれる子供の割合が50人に1人ぐらいと言われている。

…そう。意外と多いんですよ。

恨んではいけません

まわりで「おめでた」の話題があがると、疎ましく思う自分に気づく。

僕らはこんなに苦労しているのにと。
でも、恨んではいけない。

そんな自分も受け止めつつ、素直に幸せを喜んであげられる人になりたい。

2010/09/27

ショート法5日目

ショート法を開始して5日目。

嫁さんは毎日注射のために通院。
右腕、左腕と交互にしているようだけど、
だんだん痛みが蓄積している様子。
端で見ているだけでも痛々しくて辛い。

とはいえ、二人で腹をくくって進み始めた道。
もっと険しい道を歩いている人だっている。

不安を感じさせないように毅然としていたいと思う。

2010/09/18

次のステップへ

自然妊娠ではうまくいかないので、
いよいよ次のステップへ移行することに。

市の援助もあるらしいけど、
経済的な負担も、
何よりも嫁さんへの負担も大きくなる。

こんな時、オトコとして
何ができるんだろうと考えさせられる。
思っているよりも大変かもしれないけど、
今はひたすら前進あるのみ…か。

2010/09/04

LibraHackに思うこと

岡崎市中央図書館の事件。
まだ落ち着く様子はなさそうですね。

Twitterでの見解や、サイトの書き込みを見ていて、
自身が感じたことを再度まとめてみようと思います。
(偉そうなことを言えるほどのスキルはありませんが^^;)

○クローラ作者の責任
 負荷を考慮した作りになっていたと書かれていますが、
 Webサイト側でどんどんセッションが消費されていることから、
 やはり考慮不足だったのは否めないかなと思います。
 1ユーザがブラウザを通常1〜2程度立ち上げるのを想定して、
 1〜2セッションを消費する程度でおさめるような
 設計・実装が必要であったのではと考えます。

 あと、本当に負荷がかからないかのテストは
 やっておくべきだったかなと感じます。

○ソフトウェア会社の責任
 Webシステムのコードが一部公開されており、確認しましたが、
 セッション開始時にデータベース接続を取得する作りは通常しません。
 明らかな設計ミスです。有識者が見ればおかしなコードなので、
 この不具合を発見できなかったチェック・テスト体制に
 問題があると思います。
 ちなみに、普通のブラウザのアクセスでも
 10分間に600アクセス以上あれば、
 同様にサービス停止の現象が起こると考えています。

 #クローラ作成者がたまたまその地雷を踏んでしまい、
  逮捕に至ったのは腑に落ちない感があります。
  Twitterでクジラを出した人や
  人気ミュージシャンのチケットを購入するのに
  ブラウザのリンクを連打する人が
  逮捕されるのと同意になってしまうので。

○図書館の責任
 国立国家図書館法で、クローラソフトに対応できるよう
 Webサイトを対応させないといけない義務があったようです。
 もしかしたら、それが違法になるのでは
 という話はあがっているのですが、
 そこを責めるのはちょっと違うような気がします。
 ただ対応の仕方がサイト運営者としての責任感は
 欠如している印象はありました。
 自身が運営しているサイトが世界に公開されていることを意識し、
 利用規程などでルールを明確化しておく責任は
 あったのではないかと思います。

○警察の責任
 今回このような事例で逮捕者が出たと言うことは、
 今後も同様のケースで起こりうる可能性があるということですよね。
 悪意がないことが認められ、今回立件されることはなくなったようですが、
 それを適切に自身で判断する能力があるのかな?
 というのが疑問として残ります。

 ソフトウェア会社も正直ビンからキリまでなので、
 セカンドオピニオンのようなかたちで、別会社に調査依頼を行う等
 公正な判断ができる体制を作る必要があるのではないかと思います。

○『誰が悪かった』ではなく『何が悪かったのか』
 Twitterでは賛否両論はありますが、
 「誰」というところに焦点が行きがちです。
 例え本件に関わった当事者を罰したとしても
 きっと根本解決はできないと思いますので、
 「何が」に焦点を当てて、解決の道筋を考えてみたいと思います。

○無知は罪
 厳しい言葉です(^^;
 自分への戒めも含めて、あえてこの言葉を選びました。
 逮捕に至った経緯にしても、そもそも何が根本原因だったのかを
 判断する上で、少なくとも当事者の中では十分なスキルを持ち合わせた人が
 いなかったのは不幸なことの一つかなと考えます。
 その中で、朝日新聞の記者や解析に携わった高木さんが
 別視点での見解を提示したことは救いだったんじゃないかと思います。
 もし、これがなかったらクローラ作者はどうなっていたのか。
 想像すると怖いものがあります。

○ソフトウェア品質の確保
 個人的な印象ですが、工業界に比べソフト界は
 品質管理が劣っていると考えます。
 技術が日進月歩であるのに対し、
 品質管理の取り組みが追いついていない現状や、
 コストダウンの対象としてテストが真っ先に犠牲になっている背景を
 浮き彫りにしているように思います。
 また、テストのガイドラインが明確化されていれば、
 事件がたどる道筋も変わっていたのかもしれませんね。
 (例えば、クローラソフト作成のガイドラインなど)

 ソフトウェア開発に関わるエンジニアは今後は
 自身が当事者にも被害者にもなる可能性を考えて、
 行動しないといけないのかなと思いました。

○当事者意識
 いろんな記事を見ていて、腹立たしく思うところが、
 クローラ作者以外は責任転嫁ばかりしているということです。

 非を認める→辞職という世間の意識の流れ
 (辞めれば何でも解決する)という考え方も
 正直賛同できません。失敗を犯した人だからこそ
 できることもあるのではないでしょうか?

 ここで言う当事者意識は
 自身に与えられた役割を理解し、行動するだけでなく、
 失敗が起きたときに、自身でどう再発防止ができるか
 というところまでを指しています。

ここまでさんざん偉そうなこと言いましたが、
非を認めることは勇気が要るし、
正しい行いをするためには正しい知識が必要。
そう考えるとやっぱり難しいのかなと思います。

ただ、今回のような悲劇が繰り返されないよう、
今回の事件が正しく知らされること。
そして、それぞれの立場の人が自身を振り返り、
自分にできることは何かを考え、
行動することが大切なのかもしれませんね。

僕も頑張らなきゃね。

向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。