2008/06/26

お客さんを安心させるということ

「おっちゃんにまかしときやー」

ニンマリ笑う口元には歯が一本…おっちゃんというか
おじいちゃんに近いんでは(^ ^;

先日、リビング用に購入したエアコンを取り付けてもらった。
新築の家に新たに穴をあける必要があるということなので、
正直心配だった。

おっちゃんは慣れた手つきでドリルを構える。
家中に響き渡る轟音。…ホントに大丈夫か??思わず息をのむ。

「お、断熱材が入っとるなぁ。
 気づかんと勢いでやるとこれが巻き付くんや。」
「アホな業者は筋交いまでドリルであけよるんよなぁ。
 よっしゃこれは大丈夫。」

詳しいことがわからない僕らにとって、
一つ一つ説明しながら進めてもらえることは本当に安心する。
きっとITエンジニアにも言えることなんだろうなと思う。
興味津々にいろいろ話しかける僕におっちゃんはこう言った。

「こっちが不安に思っていることはお客さんにも伝わるし、
 最初がうまく行かなければ、
 やっぱり最後までうまく行かないことが多いなぁ。
 でも今日はうまいこと行ったよ。」

おっちゃんはまたニンマリと笑った。
こんな仕事のスタイルもありなのかなと思った。


P.S.
 マイホーム購入でしばらくお休みしていました。
 引越しも終わり、ようやく落ち着きました。再開です。

向き合え。戦え。

次のステップへ。 本田選手が何度もそう唱えていたのは、 自分を奮い立たせるための言葉。 とことん追い込んで見えるセカイが あるんだろうな。